2016年04月30日

虹の橋

虹の橋

天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる誰かと愛し合っていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。
そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。
食べ物も水もたっぷりあって、お日さまは降り注ぎ、みんな暖かくて幸せなのです。

病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、
傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、
元のからだを取り戻すのです。
まるで過ぎた日の夢のように・・・

みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。
それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが
ここにいない寂しさのこと・・・。

動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。
でも、ある日・・その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。

突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。
速く、それは速く、飛ぶようにあなたを見つけたのです。
あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。
そしてもう二度と離れたりはしないのです。

幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、
あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。
そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。
あなたの人生から長い間失われていたけれど、
その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を。

それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです




雨降り地区

こんな風に、幸せと愛の奇跡に満ちている、「虹の橋」の入り口に、
「雨降り地区」と呼ばれる場所があります。
そこではいつもシトシト冷たい雨が降り、動物達は寒さに震え、
悲しみに打ちひしがれています。
そう、ここに降る雨は、残して来てしまった誰かさん、
特別な誰かさんの流す涙なのです。

大抵の子は半年もしないうちに、暖かい日差しの中に駆け出して、
仲間と戯れ、遊び、楽しく暮らす事ができます。
ほんの少しの寂しさと、物足りなさを感じながらも・・・。

でも、1年経っても2年経っても、ずっと「雨降り地区」から、
出て行かない子達もいるのです。

地上に残して来てしまった、特別な誰かさんがずっと悲しんでいるので、
とてもじゃないけれど、みんなと楽しく遊ぶ気になれないのです。
地上に残して来た誰かさんと同じ辛い想いをして、
同じ悲しみに凍えているのです。

死は全てを奪い去ってしまうものではありません。
同じ時を過ごし、同じ楽しみを分かち合い、愛し合った記憶は、
あなたの心から、永遠に消え去る事はないのです。
地上にいる特別な誰かさん達の、幸せと愛に満ちた想い出こそが、
「虹の橋」を創りあげているのです。

ですからどうか、別れの悲しみにだけ囚われないでください。
彼らはあなたを幸せにする為に、神様からつかわされたのです。
そして、何よりも大事な事を、伝えにやって来たのです。

命の儚さと愛しさを・・・
束の間の温もりに感じる、慈悲の心の尊さを・・・

その短い生涯の全てを以って、教えてくれるのです。
癒える事のない悲しみだけを、残しに来るのではありません。

思い出してください。
動物達が残して行ってくれた、形にも言葉にもできない様々な宝物を。

それでも悲しくなったら、目を閉じてみてください。
「虹の橋」にいる、彼らの姿が見えるはずです。










  


Posted by まるみ at 13:00Comments(0)あれこれ

2016年04月29日

ニュースで、100歳と6歳の囲碁対決の様子が流れていました。

100歳のおじいちゃんは、坊ちゃんが打つたびに何度も何度も

「あぁ、上手だねぇ~」「上手だ、上手だ」

と、褒めるのです。

何十年もの経験者と一年余りの子供との対戦では結果は一つのような気がしますが

何とも微笑ましい結果で、引き分け face03

この同じニュースを二回見たのですが

家のじいじにそっくりな口調 face10

にいにやのんが何かするたびに、褒める、褒める、褒める

にいにものんも、じいじに足をさすられて(なでるの意味)褒められる

その手を払うでもなく、こくりこくり、頷く二人

じいじが足をさするのは・・・

60年前、姉が生まれた時にさかのぼります。

姉をあやしたり、寝かしつけるとき、父は姉の足をさすったそうです。

若い父の胡坐の中にちょこんと座った姉の足をさするとすぐ寝付いたんですって。

何回もその話を聞かされました。

私の時?

さぁ、そんないい話は聞かないけど

窓から落ちたから父が柵をつけたのに、また同じところから落ちたとか

集団接種の注射を嫌がり、逃げ回った私を父が外まで追いかけて行ったとか

木の根の大きな置き物の隙間に頭を突っ込み取れなくなったとか

そんな感じですね face07

まぁ、その話は置いといて

そんな父は60年の時を経て、曾孫の足をさするのが愛情表現になっているわけです。

と、私は考えます。








  


Posted by まるみ at 21:46Comments(6)両親

2016年04月28日

寸又峡温泉

今日はまたしてものんちゃんお休み

でも、以前からこの日、父を寸又峡へ連れて行く約束をしていたから

父がこつこつ作っている彫刻や彫り物の作品を納品に行きました。

そこで、元気は元気なのんちゃんを連れて三人で行っちゃいました。

食欲がないだけで熱もないし、お腹もかなり落ち着いてきたしね。

物心ついてからは来たことが無かったのんちゃんに、盛んに話しかけるじいじ

「ここがじいじが生まれたところだよ」

「車なんかないからどこへでも歩いたんだよ」

「じいじはこんな山の中で育ったんだよ」

じいじのお兄さんが(私の伯父)温泉を掘って、寸又峡温泉が栄えました。

今はかなりの旅館やホテルが撤退して元気が無くなってきていますが

今後、いろいろ考えてもっともっと盛り上げていかなくちゃね。

のんちゃん、南無南無しながら

「じいじのパパとママ(私の祖父母)に会いたかったな」って。

じいじと同じ顔の伯父を、食い入るように見つめていたね。本当そっくりだもの!

それに、のんちゃんが好きなテレビドラマ 《温泉へ行こう》

「かあさん、じいじは旅館の人だったんだね。私、あのテレビ思い出しちゃった」

「女将のかおるでございます」 「えんやっ、とっと、えんやっ、とっと」

楽しそうに名シーンを真似ていましたよ。


若女将ののんちゃんでございます。ようこそお越しくださいました


  
 
 

一番下は最近できた貸切温泉です。今日は私とのんちゃんはこちらでのんびり入浴 face02

貸切でも、かなり広く、それにこちらはかけ流し温泉です。

昔のぬるぬる、トロトロ感が感じられました。

他にも車いすで入れるお風呂もありますよ。

どうぞご利用くださいね。

☆ 寸又峡温泉 翠紅苑です

静岡に帰ってから、のんちゃん、病院へ emoji09

風邪の菌がお腹に入ったかな、という感じらしいです。 face10icon10



  


Posted by まるみ at 20:52Comments(2)あれこれ

2016年04月27日

本屋さんにて

今日ものんちゃん、おとなしくしていました。

食欲はないのですが、元気なので、午後から本屋さんへ出かけました。 201

よく本屋さんでトイレに行きたくなるという不思議現象が取りざたされますが

のんちゃん、必ず行きます! face10

今日は体調の関係もあり、トイレにこもりました。  

お手洗い貸してください、と言ってから15分以上 face10icon10

まぁ、子供の事ですからお許しくださいな face03


少し早いのですが、子供の日のプレゼントで図鑑を買いました。

図鑑って脳の発達にとてもいいんですって icon12

確かに、私がぱらぱら見ても、興味深い事がいっぱいでした。

何種類かの中から、今日は動物の図鑑と、気に入った本を買いました。





初めて知ったのですが

馬って汗をかくんですね。大量に!

知ってました?
  


Posted by まるみ at 19:17Comments(6)あれこれ

2016年04月26日

ロコモティブ症候群




懐かしい 《かにパン》 珍しい物を見つけたからって icon63

昨日、学校を休んだのんちゃんにばあばから差し入れです。

今でこそ、トレイに載せながら買い物をするパン屋さんが主流になりましたが

個別包装の大手パン屋さんの味もコンビニやスーパーで買いたくなる時があります。

小さめのあんパンや、クリームパンが5個ぐらい入ったものも好きです。

車を走らせながらぱくぱく一袋食べてしまう事もあります。

昔からあるかにパン、のんちゃんはちらっと見ただけでした。 face03

今朝はけろりとした顔で学校へ行ったのんちゃん、夕方までお友達とも遊んでいました。

でも、夕食の時、何か元気がなくて・・・

大好きなお芋の天婦羅も、海鮮かき揚げも、流しソーメンも

ちょっとしか食べません。

デザートの夏みかんを少し食べていましたが

お腹が痛い、と言いだし、気持ち悪い、ともどしてしまいました。

やっぱり、無理させちゃったかな。もう一日休ませておけばよかったかも。

七時前にはベッドに入ってしまいました。


《たけしのエンターティメント》 という番組を初めて見ました。

健康提起番組や病気対策番組はほぼ見たことがありませんでした。

何となくついていたテレビに目がいって、色々なテストを一緒にやってみたら・・・

あちゃあ~・・・・・・不安になる結果でした。 face07

ロコモティブ症候群は何とか防げても、誤嚥性肺炎予備軍、血管の病気

認知症予備軍等、症状が出ていそうです。

「るん君、かあさん、るん君の事分からなくなっちゃうかもしれないよ

ご飯も何回も食べたがるかもしれない。おもらししちゃうかも」

そう言ったら・・・・

「えっ!そうなの?」 face08icon10icon10(泣)




そういう年齢になってきたのは自覚しているけど、

こういうテレビでの情報に敏感になりすぎるのも怖いような・・・

でも、気になる・・・





  


Posted by まるみ at 20:56Comments(2)あれこれ