2016年04月15日
男のつぶやき
登校前のわずかな時間のにいにとの会話です。
「ねえ、ねえ、かあさん、S君、妹に殴られて目の下、赤くなってるんだよ」
私の部屋の大きな鏡でヘアスタイルを整えながら、話しかけてきたにいに。
私は机に向かい本を読んでいました。
「女の子なのに、お兄ちゃんを殴ったの?」
「そうだよ」
「ふぅん、でも、にいには男の子だから女の子に殴られても絶対手を出しちゃだめだよ」
「かあさん、いつもそんなこと言うけど
女って、意外と暴力振るうよ。弱くなんかないよ」
鏡に向かい前髪を直しながらつぶやくように
この言葉と、言い方に、にいにの心からの訴えが込められていました。
部屋を出て行ったにいにの後姿を見ながら、吹き出した私です。
にいに、がんばれよぉぉぉ~

「ねえ、ねえ、かあさん、S君、妹に殴られて目の下、赤くなってるんだよ」
私の部屋の大きな鏡でヘアスタイルを整えながら、話しかけてきたにいに。
私は机に向かい本を読んでいました。

「女の子なのに、お兄ちゃんを殴ったの?」
「そうだよ」
「ふぅん、でも、にいには男の子だから女の子に殴られても絶対手を出しちゃだめだよ」
「かあさん、いつもそんなこと言うけど
女って、意外と暴力振るうよ。弱くなんかないよ」
鏡に向かい前髪を直しながらつぶやくように
この言葉と、言い方に、にいにの心からの訴えが込められていました。
部屋を出て行ったにいにの後姿を見ながら、吹き出した私です。

にいに、がんばれよぉぉぉ~