2013年05月30日

五箇山の旅

昨年、両親と、姉夫婦と共に富山、岐阜の旅に出掛けました。

両親の希望で宿泊は 五箇山合掌造りの宿 庄七 へ。

正直、合掌造りの民宿、と聞いただけで、えぇ~face08古くさいぃ~icon10嫌だあぁ~、と思いました。

設備の行き届いた、快適なホテルや、居心地の良い旅館などに慣れてしまっていると、つい

民宿などと聞いただけで拒否反応しそうになってしまうかあか・・・・


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この旅でそんなわがままな思いも覆されました。

結論から言うと、素晴らしい体験でした。

かあかが知らない両親の幼い頃の世界にいつの間にか入り込み

そのころと同じ空気を吸っているような、不思議な感覚が・・・

鼻を垂らしたガキ大将の父と、素足に下駄を履いたおかっぱの母

その横にかあかも一緒にいる…そんな光景を確かに感じました。

全てが現実のように同じ時代を共有していました。



夕食に囲炉裏で焼かれる、お芋や、山魚を見ながら昔話が尽きない両親。近代的な音が無い世界で

赤い火を見つめ、話を聞いていると、不思議なことに見たことのない時代を感じるのです。

夜、久々に川の字になり三人で寝ていると、なぜか涙があふれ・・・・icon11

お父さんでもなく、じいじでもなく、かあかが幼い時呼んでいたように

おとうちゃん、おかあちゃん、って小さい声でささやいてみました。

早朝、三人でゆっくり、ゆっくり散歩して、いっぱいお話して、笑って

子供のように両親の周りをつかず離れずはしゃぐかあか。

姉はワンコを連れてきていたので一緒に泊まれませんでしたが

多分、家族揃っての旅はもう何回もいけないでしょうから、だからこそ

貴重な素晴らしい旅を心に深く刻みつけられて幸せな二日間でした。

かあか、いつまでも子供でいたい、56歳・・・・・

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Posted by まるみ at 20:00Comments(0)あれこれ